オープンから１週間

Bonsoir. ＬＭショップオープンから１週間、あっというまに過ぎました。まだまだ不慣れなところもありますが、とてもマイナスイオンがいっぱい出ているような、いい空気感のお店になっていると思います。発生元はピースフルスタッフたちのオーラの気がします。ＬＭのコスチュームラインをご存知の方にはイメージが少し違うと感じられるかもしれないのですが、ここ数年、自分自身の中でコスチュームラインとジュエリーラインの商品の幅がすこしずつ広がってきていて、いつかはラインを分けようと思っていました。そんな矢先のお話で、ガラスケースとハイケース（背の高いケース）での展開。ＬＭの特徴的ラインであるオリジナルのシェルカメオをフルラインをオリジナル什器でご紹介できるスペースができたことと、もうひとつのマイブーム、ローズカットダイヤモンドのシリーズ、そして天然石のものがお見せできることはとても幸いです。シルバーや真鍮のコスチュームラインは今後も池袋のセレクトショップテアトロさんやイベントでは展開してまいりますのでこちらの方もよろしくお願いいたします！さしあたっては来週１日より有楽町阪急１Ｆイベントスペースにて初夏のアクセサリーコレクションに参加いたします。あと、まだお店には存在していないラインですが、エンゲージ＆マリッジラインを今後やっていこうと思っております。一生に一度の大切なイベントに、大役となるリングたち。店頭には商品として並んでおりませんが、ご興味のおありの方は是非ショップスタッフにご相談くださいませ。

昨日、今日と打合せ続きでテンション高めです。下のフォトは新作のトランプカメオたち。実は絵柄トランプのカメオもいるんです。そっちはほんと職人技です。感動しました。
スタッフの一人にどうしてトランプなんですか？と質問されました。そうなんです。トランプのモチーフは昔からほんとに好きで、真鍮やシルバーでも作っていました。米国ではトランプはプレイングカードと呼ばれています。トランプというのは、英語で「切り札」という意味で、明治時代、アメリカ人がゲームの途中「トランプ！」と言うのを聞いて日本ではトランプと呼ばれるようになったそうです。切り札。意味深ですよね。ここ一番！とかピンチのときに必要なもの。意味的には幸運につながる気がします。そして、ここからは引用ですが、トランプの絵柄にはモデルがいるんですよ～。それを知ってなんだか嬉しくなったのは私だけでしょうか。


キング
スペード：ダビデ王（『旧約聖書』の「列王記」に登場するソロモン王の父、古代イスラエル国王）
ハート：カール大帝（シャルルマーニュ、中世のフランス国王）
ダイヤ：カエサル（シーザー、古代ローマの政治家、軍人）
クラブ：アレキサンダー大王（ギリシア時代のマケドニア国王）
クイーン
スペード：パラス（ギリシャ神話のトリトンの娘。もしくは友人であるパラス・アテナ。こちらはギリシア神話の戦いの女神で、ローマ神話ではミネルウァ）
ハート：ユディト（英語読みから「ジューディス」とも。『旧約聖書』外典の一つである「ユディト記」に登場するユダヤの女戦士、もしくはカール大帝の子ルートヴィヒ1世の妻）
ダイヤ：ラケル（旧約聖書のヤコブの妻）
クラブ：アルジーヌ（英語読みから「アージン」とも。名前はラテン語の女王を意味する単語・regina（レーギナ）のアナグラムから（regina→Argine）。モデルはシャルル7世の妻であるアンジュー公女マリー（Marie d'Anjou、アラゴンのマリーとも）、もしくは愛人のアニェ・ソレル（Agnès Sorel）、またはこの二人を混合したものとされている）
ジャック
スペード：オジェ・ル・ダノワ（英語読みから「オジーア・ザ・ダン」とも。カール大帝の騎士で、デンマークでは「ホルガー・ダンスク」の名で愛されている）
ハート：ラ・イル（英語読みから「ラハイア」とも。ジャンヌ・ダルクの戦友）
ダイヤ：ヘクトル（ギリシア神話に登場するトロイの王子）
クラブ：ランスロット（「中世騎士物語」に登場するアーサー王に仕えた円卓の騎士の一人）