2012年 03月 18日
"鶴の恩返し" The Crane Maiden
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バタバタで書いてなかった記事
1週間ほど前、バレエダンサー首藤康之さん主演の
『鶴の恩返し(The Crane Maiden)』(日英共同制作作品)を観てきました。
ストーリーそのものは、どなたもよくご存知のあのお話です。
けれど、演出、音楽、ナレーション、衣装。
外国から見た新たな鶴の恩返しでした。
ナレーションは、海外公演も視野に入れて英語。
字幕が舞台上に流れるのですが、言葉の力が、
ダンス、音楽と合流し、迫真の舞台を作り上げていました。
パペットの鶴、
鶴乙女の衣装
可動式スクリーン
ユニークな構成。
最後、鶴が去ったあとの空からは、白い羽が降って舞台が終わります。
動物のように、純粋に、自然と調和し、
今にだけ意識をフォーカスさせて生きられたら、
どんなに楽かと思ったり、
こんな舞台を、芸術を、音楽を、ダンスを、創り出すことができる、
唯一の生物である人間とは、特別な存在だなと再認識したり
しかし、野生の動物にはない、利己的な本能が、
今、自分たち自身を追い込んでいる事態。
素晴らしい舞台を観た後、そんなことに思いを馳せつつ帰りました。
帰宅してサイトを検索したら、
「ウィル・タケットはこの有名な日本民話について「鶴を救った男が、次第に鶴に機を織らせる欲深い男になる。人間は自己中心的になりやすいということをはじめ、この物語にはさまざまなテーマが含まれている」と語り、振付けの内容は「足さばきはクラシック、腰はコンテンポラリー、頭は演劇」と表現する。また、イギリスから連れてきたキャスト&スタッフと、日本人キャスト&スタッフのコラボは「文化の鍋がグツグツと煮立っている状態」と語っている。」
ですって。
1週間ほど前、バレエダンサー首藤康之さん主演の
『鶴の恩返し(The Crane Maiden)』(日英共同制作作品)を観てきました。
ストーリーそのものは、どなたもよくご存知のあのお話です。
けれど、演出、音楽、ナレーション、衣装。
外国から見た新たな鶴の恩返しでした。
ナレーションは、海外公演も視野に入れて英語。
字幕が舞台上に流れるのですが、言葉の力が、
ダンス、音楽と合流し、迫真の舞台を作り上げていました。
パペットの鶴、
鶴乙女の衣装
可動式スクリーン
ユニークな構成。
最後、鶴が去ったあとの空からは、白い羽が降って舞台が終わります。
動物のように、純粋に、自然と調和し、
今にだけ意識をフォーカスさせて生きられたら、
どんなに楽かと思ったり、
こんな舞台を、芸術を、音楽を、ダンスを、創り出すことができる、
唯一の生物である人間とは、特別な存在だなと再認識したり
しかし、野生の動物にはない、利己的な本能が、
今、自分たち自身を追い込んでいる事態。
素晴らしい舞台を観た後、そんなことに思いを馳せつつ帰りました。
帰宅してサイトを検索したら、
「ウィル・タケットはこの有名な日本民話について「鶴を救った男が、次第に鶴に機を織らせる欲深い男になる。人間は自己中心的になりやすいということをはじめ、この物語にはさまざまなテーマが含まれている」と語り、振付けの内容は「足さばきはクラシック、腰はコンテンポラリー、頭は演劇」と表現する。また、イギリスから連れてきたキャスト&スタッフと、日本人キャスト&スタッフのコラボは「文化の鍋がグツグツと煮立っている状態」と語っている。」
ですって。
by lamascotte
| 2012-03-18 18:31
| ART